Time Is More Than Money

旅・書評・仕事

フィログラフィックス――哲学はデザインできるのか?

GW明けに向けて頭のなかをスッキリさせる本を1冊。 ジェニス・カレーラス『フィログラフィックス』フィルムアート社 フィログラフィックス 哲学をデザインする 作者: ジェニス・カレーラス,渡部千春,関未玲 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2015/…

人生において虚しさを覚える瞬間

まだ生まれて20年そこそこだが、年を重ねるほどに、「虚しさ」のようなものを感じる瞬間が多い。最近特に虚しさを感じる瞬間は 「読むのが2度目になる本の内容を全く覚えていないとき」だ。 1度読んだ本をもう一度読んだ時に、傍線を引いている箇所や付箋を…

イノベーションの権威が考える、企業戦略をキャリアに応用する理論

4月も半ばということでキャリアに関する本を1つ。 イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ 作者: クレイトン・M・クリステンセン,ジェームズ・アルワース,カレン・ディロン,櫻井祐子 出版社/メーカー: 翔泳社 発売日: 2…

Facebook Messengerをクラウド型メモアプリとして使う方法

FacebookのMesengerをメモアプリとして使う方法をご紹介。 Messengerアプリがメモになる? Messengerをアプリにする方法は極めて簡単です。今回はPCブラウザで。 ①メッセンジャーを開いて新しいメッセージを作る PC版のFacebookを開いて会話のアイコンをクリ…

勝負の土俵を変えてルンバに挑むPanasonicルーロの広告

今日はJR巣鴨駅にてこんな広告を発見。 土俵を変えてルンバに挑む この「ロボット掃除機は●から▲へ。」というこの文章、考えた人えらいと思う。 ロボット掃除機といえばiRobot社のルンバが有名であり、市場自体はこちらのサイトによると、2012年時点38万台売…

できる女は嫌われる?『LEAN IN』が示す男女のためのシンプルな生き方

今日はこの本について。 シェリル・サンドバーグ『LEAN IN』日本経済新聞出版社 FacebookのCOO、シェリル・サンドバーグが職場における男女の違い、女性の働き方、キャリアについて自身の体験と詳細なデータによって論じた1冊。 2年ほど前にアメリカで出版さ…

【イタリア紀行③】ヴァチカンでローマ教皇にお会いする方法

止まっていたローマの振り返り。フィレンツェからヨーロッパ旅行の最終目的地ローマへ。 ローマでは2泊3日、まるまる自由に回れる日は2日目のみだったため、ローマのすべての見どころを網羅することはできなかったが、2日目のヴァチカン市国、サン・ピエトロ…

【イタリア紀行②】ルネサンスの宝箱、フィレンツェにて。

水の都ヴェネツィアに圧倒された後はフィレンツェへ。ヴェネツィアからは2時間ほど電車に乗ればつく。 ヴェネツィア→フィレンツェの列車の乗客はほとんどが日本人。 とくにフィレンツェはイタリアの中でも日本人が多く、日本にはイタリアを愛している人が多…

【イタリア紀行①】水の都ヴェネツィアに圧倒されました

先月2月4日~ 24日まで、 ヨーロッパ行ってきます - Time Is More Than Money の記事にあるように、 ロンドン→パリ→ブリュッセル→パリ→バルセロナ→ミュンヘン→ヴェネツィア→フィレンツェ→ローマ と旅をして、無事に帰国してもうそろそろ1ヶ月ほどたとうとし…

英雄を称える映画?反戦映画?『アメリカン・スナイパー』の巧さ

そろそろ最近観たこいつを片付けたいのでこのエントリー。 // 先週くらいに、映画『アメリカン・スナイパー』を観てきた。 そもそも観ようとは思っていなかったのだが、自分の周りで反響を読んでいて、何人かに「観た方がいい」「観て感想を聞かせてくれ」と…

戦艦武蔵が見つかったならこれ読むしかないでしょ

色々とニュースが飛びかっておりますが、、 <a href="http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/02/musashi-paulallen_n_6788744.html" data-mce-href="http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/02/musashi-paulallen_n_6788744.html">戦艦「武蔵」の船体、フィリピン海底で発見か アメリカの資産家がTwitterで発表</a> 戦艦「武蔵」の船体、フィリピン海底で発見か アメリカの資産家がTwitterで発表 これ本当だったらすごいことだ。 なんで…

ミュンヘンでBMWの本社へ遊びに行ってきました

バルセロナからミュンヘンへ 現地時間2月17日ミュンヘンに。バルセロナからミュンヘンまでLCCのブエリング航空で2時間半。LCCのブエリングはかなり不便なキャリアで、もう二度と使いたくない。これならまだエアアジアの方がマシだと感じた。 ミュンヘンは美…

港町バルセロナの美しい夜景

バルセロナの4日目は夜のバルセロナを周遊。 モンジュイックという丘からの夜景と、夜のサグラダ・ファミリア。 モンジュイックの丘から 写真①モンジュイックの丘からの港湾風景 夜も稼働中。 写真②モンジュイックの丘からの港風景 貨物船が停泊中。 写真③モ…

コロニア・グエル教会ーバルセロナ郊外、ガウディの傑作ー

9日目。バルセロナにきています。 東南アジアのような雰囲気02/11(現地時間)にバルセロナに着き、現在3日目。初日と2日目はランブラス通りや、サグラダ・ファミリアを初めとするガウディ作の建築物を観光。サグラダファミリア気候は2月にもかかわらず日本…

【6日目】美しい運河の町、ブルージュへ

ベルギー2日目。初日にブリュッセルをみて回ったので、2日目は北西部のブルージュへ行くことに。ここ中世の町ブルージュブリュッセルからは国営鉄道で1時間。26歳以下だと往復で12€で行くことができる。個人的には横浜から大宮へ行くような感覚。ブルージュ…

【5日目】ブリュッセルにて悪質なスリに遭った話

02/09 ブリュッセルにてルパン現る。 TGVタリス号でブリュッセルへ 02/09の朝にパリ発のTGVでブリュッセルへ。2時間程度で行くことができるうえにユーロスターよりも快適だった。車体はこんな感じ。 ブリュッセルに到着し、地下鉄に乗りホステルへと向かった…

【4日目】パリの運河の畔で美味しいフランス料理をいただくの巻。

パリ2日目。 貧乏旅行の数少ない贅沢のひとつとして美味しいフランス料理をいただきにいくことになった。どうやらランチなら15€(2000円)でmenu(ムニュ)と呼ばれる定食が食べられるらしい。夜だともっとするらしいので、節約のため昼時に目当ての店へ。 …

【3日目】花の都、パリへ!

パリへやってまいりました。 2日目はロンドンで過ごし、3日目の2月7日にパリへ。 現在は2月8日午前1時を過ぎております。 ユーロスターでパリへ ロンドンのセント・パンクラスからユーロスターでパリ北駅を目指す。 2時間半で異国の地へいけるのは、さすがヨ…

【1日目】何もかも洗練された街、ロンドンへ到着。

ロンドンにやってまいりました。 現地時間は2月6日になったばかり。 ロンドン時間の2月5日の13時にロンドンに到着して、ホステルにチェックインしたあと、街を歩いてみた。 午後からの活動のみだったが、予想以上に素晴らしい時間を過ごせた。 写真は夕方の…

ヨーロッパ行ってきます

今日から20日間ヨーロッパ旅行に行ってきます。 ロンドン→パリ→ブリュッセル→パリ→バルセロナ→ミュンヘン→フィレンツェ→ヴェネツィア→ローマです。 ロンドンは高校の時以来でその他の都市は初。 随時更新できればと思います。 東京駅→成田空港まで900円とは…

人は感情でしか動かない。『戦争広告代理店』を読んで。

新年1冊目はこんな本を読んだ。 高木徹『ドキュメント 戦争広告代理店~情報操作とボスニア戦争~』講談社文庫 ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) 作者: 高木徹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/06/15 メディア: 文庫…

Microsoft OneNoteを使ったタスク管理が捗りすぎる

こんにちは。最近編み出したMicrosoft OneNoteでのタスク管理方法を紹介します。 まずOneNote自体ご存知ない方もいると思うのですが、その説明は今回はぶきます。 気になる方はこちらをご覧になってください。Evernoteは有名だと思うので。 メモアプリ対決!…

【書評】意外とツワモノだった。話題の本、『嫌われる勇気』を読んでみて。

お久しぶりです。ほぼ月2更新となっています。 今日は書評です。 -間違いなくビジネス関係では今年のベストセラー- 既に出版されて1年を迎える今年のベストセラーですが、 「クソ本だと思ったら良い本」だったという案件だったので、ここにまとめたいと思…

【残念】日清のカップヌードルミュージアムに行って感じたこと

本日、大学で 「インドネシアの学生6人をみなとみらいのカップヌードルミュージアムに連れていく」 というミッションが与えられまして、初対面の学生6人を連れていってまいりました。 ココです↓ カップヌードルミュージアム 正直、初対面の学生をアテンドす…

【書評】中学時代に読んどけばよかった本【知的複眼思考法】

こんな本を読みました。 知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫) 作者: 苅谷剛彦 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2002/05/20 メディア: 文庫 購入: 64人 クリック: 567回 この商品を含むブログ (212件) を見る オックスフォード…

【アジア最大級】CEATEC JAPAN 2014に行ってきました!!【Moff Bandがすごい】

お久しぶりです。 前回更新からあっという間の一ヶ月ですが、今日はCEATEC JAPAN 2014へ行ってまいりましたのでその報告、紹介をしたいと思います。 CEATEC JAPANとは簡単にいうとアジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス展です。 ベンチャーや大学の研究…

【書籍】積ん読リスト。いい本いっぱい。

今日は自分モチベーションをあげるために読まずに溜まってる本をリスト化! ◆経営・経済系 ○ジェフリー・ムーア4部作 『キャズム』は少し進んでてそれ以外手がついてません。 セブンネットショッピングで購入したおかげでコーヒー無料券はゲットしましたが…

【企業】障がい者が戦力となり働く工場ーエフピコのすごさー

ー驚異の食品トレイ工場ー 今日は茨城県にあるエフピコという会社の工場の見学をしてきた。 エフピコは全国に拠点をもつメーカーで主に食品トレイを中心に生産している。 電子レンジで使えるトレイ、重ねてもかさばらないトレイを開発したり、 それまで白だ…

【マーケティング】ネイティブ広告についてーネイティブ広告とブランドコンテンツー①

こんばんは。 今日は今話題の広告関連のお話をしたいと思います。 私が見たことをアウトプットしたいだけですが。 --- あるメディアの広告主向けの媒体説明会に行ってきました。 どんなメディアかっていうと、アメリカ発のWebメディアで去年日本上陸してソー…

【書評】『アルジャーノンに花束を』ー万人におすすめできる名作!ー

留学も終了したということで、日々の備忘録として、また自分の考えたことを 皆さんにお伝えするツールとしてblogを再開しよう。 テーマには「書評・旅・仕事」とありますがこだわりなく基本的になんでも書いて行く所存です。 今日は書評。 紹介するのは ダニ…