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【講演】エー・ピーカンパニー米山社長のお話

連投です。

ビザ発給に行った日、赤坂ツインタワーで行われたエー・ピー・カンパニーの米山久社長の講演会に行って参りました。

講演といっても「就活生向けの説明会に社長が登壇」という形でしたので、メインは会社の紹介でしたが、

今伸び盛りの会社の社長というだけあり、学ぶことが多くありました。

 

まず、エー・ピー・カンパニーをご存知でしょうか。

一言でいえば居酒屋「塚田農場」「四十八漁場」などを運営、展開している企業です。しかし単に居酒屋をやっている会社ではなく、

その食品の生産・加工・販売まで一挙にやってしまっているいわゆる「6次産業」を行っている会社です。

 

宮崎の日南などの各地の生産者から美味しい地鶏、鮮魚を独自の流通網で直接買い付け、加工し

居酒屋でリーズナブルな値段で提供することで現在拡大している会社です。

「生産者の想い」を伝えることを理念とし、それを通じて日本の食産業のあるべき姿を追求していると社長は仰っていました。

詳しくは

 

ありきたりじゃない 新・外食

ありきたりじゃない 新・外食

 

 をご覧ください。

 

――

講演の内容は就活生向けの企業紹介でしたが、その内容は非常に示唆に富むものでした。

一番なるほどと思ったことは

「世の中は不完全であると定義することの重要さ」です。

この世の中は便利です。別にこれ以上なにもいらないというくらいの便利なモノと情報に溢れています。

その世の中をいかに「物足りない」「不完全」と思うか。不条理を見つけ出すか。

それこそがイノベーションに繋がるのです。

消費者的な視点と生産者的な視点の違いですね。

学生は消費者です。消費者目線では足りることが多いですが、「いかに世の中をよくする価値を生み出すか」

という生産者の目線こそが重要なのだと思います。

 

塚田農場、ぜひ行ってみてください。

 

では