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旅・書評・仕事

戦艦武蔵が見つかったならこれ読むしかないでしょ

 色々とニュースが飛びかっておりますが、、

戦艦「武蔵」の船体、フィリピン海底で発見か アメリカの資産家がTwitterで発表

 

これ本当だったらすごいことだ。

なんで凄いかはこれを読めばわかるかと思ったので一冊紹介。

戦艦武蔵 (新潮文庫)

戦艦武蔵 (新潮文庫)

 

 日本を代表する歴史小説家の吉村昭の『戦艦武蔵

 

この小説の何が凄いかって、主人公が人ではなく、武蔵であること。

武蔵が戦艦として生を受けそして死んでいくまでの一生を描いている。

 

戦艦といえば戦艦大和の方が多くがしられているかもしれないが、大和は広島の呉で作られたが、武蔵はほぼ同時期に長崎の造船所で作られた。

市場まれに見る巨大戦艦の建造計画であり、その計画をいかなる場合でも知られてはいけないため、棕櫚ですだれをつくることになり棕櫚が大量に必要になり、棕櫚の価格が異様に暴騰するところから物語は始まる。

 

そして完成した武蔵はいざ戦場へ赴くことになったが、1944年のレイテ沖海戦でアメリカ軍の総攻撃を受け沈没した。

本小説の後半での戦艦武蔵のレイテ沖での激戦、そして沈没までの様子は鬼気迫る描かれ方がされている。

 

なぜ武蔵はシブヤン海に沈んでいたのか。そしてその戦艦はどのようにこの世に登場したのか。そのルーツ、運命をたどるには絶好の一冊になるだろう。