Time Is More Than Money

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「生きること」は「食べること」です

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ここ数日、同僚や友人と食事をする機会が何度かあった。自分は食べるものには目がない方だ。少々値が張っても美味しいものが食べられるなら、そのお店で食べたい。いくら安くてもあまり美味しいとは言えない店なら敬遠してしまう。

食通、美食家というほどのではないが、食べるものはそれなりに選び、納得のいくものを食べてきたという自負はある。たとえ高いお金を払った店で満足のいくものが出てこなかったとしても、それは勉強だ。投資に失敗したと思ってまたいいお店を探す。そんなふうな食生活を歩んでいる。

 

したがって、比較的気が合うといえるような友人にも、自分に似たような「食べることにこだわる」人が多い。「こんな美味しい居酒屋がある」といって二つ返事で「行ってみたい」と行ってくれるような人が多いように思う。

 

そういう人たちと付き合っていてしばしば思うのは、「食べることにこだわっている人は、生きることにもこだわりがある」ということだ。自らの身体のもととなる「食」に対してこだわりがある人は、自分なりの人生観、世界観を持っていたり、生きることに対して真摯に向き合っているという印象がある。自分自身の人生の時間を無駄にせずに、最大限有効に利用しようという思いを感じさせてくれる人が多い。

 

一方、食にこだわりがなく、安くても食べられたら何でもいい、別に一食や二食くらいなら抜かしても平気だという態度をとっている人は、食にこだわる人とは生きることに対する姿勢が違うように思える。

 

「生きること」は「食べること」であり、

「食べること」はすなわち「生きること」だ。

人が生きる上で食は欠かせない。

 

今晩何を食べるか、明日何を食べるか、を考えることは今日どう生きるか、明日どう生きるかということを考えることにつながると思う。だからお金がなくても、どんなに忙しくても「食べること」には徹底的にこだわっていきたい。そしてそういう人たちと時間を共にしたい。

 

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