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旅・書評・仕事

香港いってきました

先々週のお話。香港へ言ってきた。

行きたかった理由はひとつで、昨年、『深夜特急』を読んだから。

 沢木耕太郎氏の言わずと知れた名作。

ここにでてくる香港ストーリーに憧れ、1人で3泊4日旅行。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

 

宿泊したのはもちろん安宿。美麗都大廈(ミラドールマンション)という安宿が集まる複合ビル。

https://instagram.com/p/75fgwQrMuU/

 

1泊3000円くらい。シャワートイレ付き。

窓はないので部屋の閉塞感は半端なく。なかなか孤独を感じる部屋だった。

 

ミラドールマンションは、九龍半島の尖沙咀にある彌敦道(ネイザンロード)という大通り沿いに面している。

そこは繁華街なので、一人旅の観光客とわかると、マッサージの勧誘や、大麻を売りに来るインド系の外人などがいて忙しい。

夜は外国に慣れているつもりでもなかなかカオスに感じる場所だった。

 

彌敦道を軸に漢口道や、北京道、金馬倫道等、『深夜特急』でよく見た道があり、そこには美味しげな中華レストランなどが立ち並ぶ。

 

九龍半島から香港島までは地下鉄でいくことができる。

中環(Central)という駅を中心にビジネス街となっている。

香港島は中環以外にも上環や銅鑼湾(Causeway)など、賑わっている場所が多い。

 

銅鑼湾にある美味しい茶葉や。

https://instagram.com/p/75fb20LMuI/

 

香港、いや中国はとにかくお茶が美味い。

 

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こちらは中環にあったミシュランで星をとったという雲呑麺。美味しかった。600円程度。

 

お決まりの夜景。

https://instagram.com/p/75fWNKLMuA/

ヴィクトリア・ピークという場所から見られるこの夜景。

ヴィクトリア・ピークまではバスで30分弱。

 

洗練されたこの夜景の裏に昔ながらのマーケットが立ち並び、美味しい屋台や、古典的なマッサージを受けられる温かい街だった。

熱帯の街にスーツのビジネスマンがあちらこちらに。

暑い点は同じだが、これまでいってきた東南アジアの町並みとはまたちがう様相。

そしてなにより日本のものが多い。日本の広告を意識したCMや、ひらがなカタカタ等をつかった広告が街ナカに流れている。

 

結果的に深夜特急的な度はできなかったが、またいつか訪れたい。