【マーケティング】ネイティブ広告についてーネイティブ広告とブランドコンテンツー①
こんばんは。
今日は今話題の広告関連のお話をしたいと思います。
私が見たことをアウトプットしたいだけですが。
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あるメディアの広告主向けの媒体説明会に行ってきました。
どんなメディアかっていうと、アメリカ発のWebメディアで去年日本上陸してソーシャルを使って記事が拡散し続けてるあいつです。
媒体説明会っていうのは自社の広告商品を事業会社向けにどういう仕組みで効果があったり、というのを説明する会です。
広告商品の中でも「ネイティブ広告」という広告商品をメインで紹介していました。
ネイティブ広告ってなんでしょう。
Webメディアの広告には何種類かあります。
一番わかりやすいのは「ディスプレイ広告」で、Yahoo!ニュースとかにFlashとかを使って流れてるあいつです。
一番ポピュラーで、いろんな企業が出している広告です。Googleなんかはユーザー情報を読み取って最適化していまっすね。
次が記事広告です。
記事広告とは、雑誌なんかにもよくあるんですけど、一般記事の近くに記事ような見出しで載せてあって
クリックしてみると広告で、商品やサービスの紹介で、見ただけで「あ、広告だ」とわかるものです。
その次にあげられるものが「ネイティブ広告」です。
まだこの広告自体が、広がっていないため、「ネイティブアドセンス」とか「ネイティブアド」とか呼ばれてます。
今日はこれが何なのかっていうのも説明して、もうひとつある「ブランドコンテンツ」っていう手法との違いにまで言及できればと思います。
説明会でされた「ネイティブ広告」の定義はこうでした。
・記事の内容とブランドが関連していて
・読者から観て不自然で違和感なく
・媒体の他の記事とともに密接に動く広告
です。
例えば、国際・政治・ビジネス・暮らしというカテゴリーがメディアにあるとして、
暮らしのタブの中に、「行ってみたい国15選!!」みたいな記事が自然に入っていて、
じつはそれは旅行会社や、航空会社などがSponsoredしている記事だったみたいなやつです。
記事広告と何が違うのかというと
・コンテンツとして読める。おもしろい。
・直接商品については言及しない。
・だけどそのブランドとは密接に関わってる。
こんなかんじです。
どういう時に使うかというと、
・自社のブランドストーリー伝えたいとき
・自社の事業内容を伝えたいとき
・そもそも自社の名前を知ってもらう。
などがありますが、ネイティブ広告の効果としていちばんでかいのは「自社のブランドストーリー」を知ってもらうことです。
例えば、環境に気をつけた商品を売ってる会社が、
「我々は環境に気をつけた商品を売っています!!!」っていう記事広告を出すのと、
「森林をまもるNPO団体の特集」のような記事を出して、スポンサードするのでは、
自分たちのブランドストーリーの伝わり方がかわってきます。
前者は事実だけを伝えるだけで、読者に「お得」な情報にはなりません。
しかし後者では、その特集自体がコンテンツとして読者におもしろいと思ってもらうことができます。
その「おもしろい!」「有意義だ!」「このNPOはすごい!」という印象と、
Sponsoredしている企業のブランドが結びついた瞬間、その広告は成功なのです。
今回の説明会では、そうした事例をくまなく説明して、日本向けに紹介していました。
しかし、デメリットとしては、然るべき読者層に、然るべきコンテンツが届けられなければ、広告として価値はなく、
炎上などしてしまえばブランドストーリーどころか、ブランド地位は崩壊してしまいます。
なので、ネイティブ広告を出す際は気をつけなければなりません。
でも出したネイティブ広告の内容が共感を生み、ソーシャルで拡散されれば、
自社のブランド価値がまたたく間に広がり、これ以上ない効果となるはずです!
是非試してください。
長くなったので次の記事でブランドコンテンツとの違いを説明したいと思います。